10.26 (S) スマイルアゲイン

スマイルアゲイン/陽が当たる街

1988年(昭和63年)10月26日発売  07TR-1201
スマイルアゲイン/ 陽が当たる街
詳しくはディスコグラフィーにて

(ファンクラブ会報 GORO Club Vol.23 1988年9月号より抜粋)

とりあえずはレコーティグ風景から。
8月17日(水曜日) おりしもその日はぐずついた、いや~な天気。
18:00からスタジオ入りしたGORO君。舞台疲れか少し元気が足りなかったように感じられましたが、マイクを持ったとたん、GORO ONSTAGE!といった感じ。
大げさすぎたけど、歌い慣れしているこの曲「スマイル・アゲイン」は男の哀しい愛の物語。感情たっぶりに歌いいれるので気分は最高です。

皆さんは良~く知っていると思うけど、この「スマイル・アゲイン」の原曲について少しお話しちゃいます。
実はこの曲、松竹・富士映画共同配給による映画「イエスタディ」の主題曲なのです。ストーリーは60年代のベトナム戦争と学園生活を背景に主人公のマシュー(ビンセント・バン・パタン)と ガブリエル(タレア・ピンパール)の愛をカナダを舞台に美しく描いています。唄っているのが、ニュートン・ファミリー(女性2人・男性5人)で、ハンガリーから世界に向けて踊り出た、ポップ・グループとして注目を集め、「サンタ・マリア」というヒット曲で日本の音楽ファンにもすっかりお馴染みになったグループです。

今回この「スマイル・アゲイン」は、哀愁を帯びた美しいメロディ・ラインを強調したバラードです。映画の中では、最も印象的なラスト・シーンで流れ、実に良いフィーリングで感動をさそいます。リードヴォーカルをとっているのはブロンドの髪をしたエパ・チュプレギというとってもチャーミングな女性です。又、バックのビューティフルなハーモニーが雰囲気を盛り上げます。

と、言った感じで、今回歌いますは我らのヒーロー野口五郎君。ちょっと笑ってしまうコピーだったけど、女性が歌っていた歌を男性のGOROがどこまで歌えるか、和製「スマイル・アゲイン」。めいっぱいGOROの世界を皆さんにお伝えできると思います。
そして貴方も充分この世界にひたれる事だと思います。