10.14 オーチャードホールコンサート

オーチャードホールコンサート

2012年(平成24年) 10月 14日 オーチャードホール(東京)
  • 新世界第二楽章
  • 歌がある限り
  • 水平線
  • フライトボード
  • 愛さずにいられない
  • 青いりんご
  • 氷をゆらす人
  • 故郷
  • 赤とんぼ
  • 赤い靴
  • 月の砂漠
  • 船頭小唄
  • 悲しい酒
  • リンゴ追分
  • 悲しくてやりきれない
  • 恋人よ
  • 私鉄沿線
  • 哀愁のカサブランカ
  • 若き獅子たち
  • Victory is won 愛がメラメラ
  • 愛ふたたび
  • 別離
  • アドロ
  • スマイル・アゲイン
  • 僕をまだ愛せるなら

(ファンクラブ会報誌 GORO CLUB Vo.174より)

今年5月の新曲発売以来、イベントやコンサートが盛りだくさんでした。その中でもこの日のコンサートは、いつもと違う期待と興奮を感じながら待ちに待ったものでした。
『生の僕の息づかい、吐息、歌声を・・・生の僕そのものを感じて欲しい・・・GOROを体感して欲しい』と、このコンサートへの想いを語っていたGOROさん。そして迎えた10月14日の感動を、少しではありますがお伝え致しましょう。

スクリーンカーテン越しに8名の女性ストリングスにスポットライトがあたり、優雅なストリングスの音色で新世界第二楽章が奏でられます。そして途中から真っ白な衣装のGOROさんもスポットライトに浮かび上がり、ギターの音色も加わりました。心なしか緊張したような、重厚な雰囲気漂うオープニング。さあ、オーチャードホールコンサートの開幕です!!
スクリーンカーテンが上がり、新世界第二楽章のメロディーから歌がある限りへと変わっていきました。
オープニングからGOROさんのハイトーンが会場に広がります。
水平線フライトボードと続きます。フライトボードではお馴染みの、客席に降りてファンの方にマイクを持って頂いてのギターソロ。ラッキーな方はどなただったのでしょうか!!

そんなノリノリムードのまま愛さずにいられないへ。客席からは“GORO~!”の掛け声と手拍子、ペンライトが振られ、一気に盛り上がりました。

何かいつもと雰囲気違うでしょ?!オーチャードホールですよ!(拍手~)普段、このホールは東京フィルハーモニー交響楽団のフランチャイズホールですし、NHK交響楽団の定期演奏会も行われている場所です。そういう意味では格調高い “芸術の殿堂”でございます。そこに私は来てしまったわけです。(またまた拍手~)たくさんのコンサートをやってきましたが、オーチャードホールでコンサートをやるのは僕の夢でした。まさに今がその夢のもなか・・・じゃなくて最中です(笑)さて、デビューして41年です。僕は本当に成長しているのだろうか、進歩したのだろうか。若い頃は勢いで行動していましたが、年を重ねるという事は『考える』事だなと思いました。昔と比べるといろんな事が気になり出しました。今回のトークテーマは『考える』としてお話していきたいと思います。
え~話が長くなってしまったので、今から20分間の休憩をいただきたいと・・・ウソウソです!(笑)席を立たないで下さいね。ごめんなさい。あ、そうそう年をとって気になった事がもう一つ、すぐ謝る事です(笑)

デビューして初めてみなさんに認知された曲があります。この曲を何とかしたいな~とアレンジを変えてみました。イントロが流れ、何の曲?と思っていたら青いりんごでした!GORO風にアレンジされてちょっと“熟したりんご”になったようでした。氷をゆらす人をしっとり歌い上げ、いつもながら、ラストのサックスの音色にグッときました。名曲とは何だろうと考えます。一言で言うのは難しいですね。その名曲と言われるものが時代と共に無くなってきているようです。幼い頃から慣れ親しんだ文部省唱歌です。故郷 赤とんぼ 赤い靴 子供の頃を思い出しながら、歌詞を噛みしめ、この3曲を歌い始めました。しかし3曲目では赤い靴履いてたら脱げたと落してくれました!!僕のような性格の男がちゃんと最後まで歌うわけないじゃないですか!(笑)

せっかく懐かしく聞いていたのに〰GOROさんやってくれましたね(^_^;)
歌謡曲にも若者にはイメージだけでは哀愁が通じない曲が増えているのではと、ギターの清水さんと2人でアコースティックギターを弾きながら月の砂漠 船頭小唄 悲しい酒をメドレーでしみじみと歌い、リンゴ追分をこれもGORO風にアレンジして聞かせてくれました。

この“リンゴ追分”は僕が最初に師事させて頂いた米山正夫先生の曲です。小学校の頃から何度も何度もテーマ曲で歌ってきました。今、この舞台で歌わせて頂いている事に、感慨深いものがあります。さて、先日ニュースを見ていて、若者の無関心な発言、考え方が気になりました。じゃあ自分がその年代の頃はどうだったのかと考えてみました。もちろん夢を追って頑張っていましたが、すごい曲と出会ったんです。これは参ったな~と思うくらい良い曲でした。僕が歌いたい!と思う程、衝撃がありました。歌で衝撃を受けた最初はと考えてみると、僕が10、11才の頃、テレビから流れてきた曲に非常に驚きました。ものすごく哀愁があってね。当時は哀愁なんて言葉も知らず、だた悲しかった。これがきっと“哀愁”という感情との出会いだったと思います。

悲しくてやりきれないこの曲で哀愁を初めて感じたのですね。ザ・フォーク・クルセダースのヒット曲です。恋人よすごい!と思った曲ですね。五輪真弓さんの名曲です。ナオコさんとのコンサートでも聞かせてくれました。やっぱりステキです!!
ここであえてわがままを承知でみなさんに言わせていただきたい。名曲とは何ぞや!それは“野口五郎”が歌って感動する歌!(大拍手~)その他は良い曲(笑)では、その順番で聞いて頂きたいと思います。

私鉄沿線 もちろん名曲ですね!
哀愁のカサブランカ
歌い出しをちょっと甘えたひろみさん風の声で歌い出しビックリ!!
若き獅子たち
この曲も歌い出しをもしかしてヒデキさん・・・なんて思っちゃいましたが、GOROさんらしく歌い上げてくれました。

名曲と良い曲を聞いて頂きました(笑)

Victory is won
ギターを弾きながら一旦ステージ袖へと向かったGOROさん。
声だけが聞こえ、ここでメンバー紹介です。ピアノ:醍醐弘美さん、サックス:近藤和彦さん、ギター:清水一雄さん、キーボード:伊藤充志さん、バイオリン:浅井眞理さん(ストリングスを代表して)ベース:斉藤まことさん、ドラム:長澤悟さん、一人ずつスポットライトの中、ソロフレーズを披露。してギター:野口五郎と自ら紹介し、いつの間にかセンターマイクの前に、ワインレッドのシャツに黒のスーツに着替えたGOROさんの姿がありました。

愛がメラメラ 愛ふたたび と続き、後半のクライマックスへと突き進んでいきました。

恋についてはいろいろと格言があります。「恋は涙と溜息で出来ている」とか「恋は“はしか”、必ず一度はするもの」とか「恋は苦しいもの、苦しむのが嫌なら恋をしなければいい、でもしなければしない事で苦しい」どっちにしても苦しむようになっているんですね。本当にやっかいなものです。

別離 アドロと大人のムードたっぷりの恋の歌。客席のみなさんもうっとり。
アドロは聞きたい曲アンケートでいつも上位になるほどファンのみなさんが大好きな曲ですよね。この日も甘く、せつない歌声にみなさんの目がになっていたのではないでしょうか。より一層大きな拍手と歓声でした!

言っちゃいけない事は重々わかっています!でも恋していたい!(声をひそめて)また恋したい!(客席からエ~の声)こんな歌を唄っていると余計に思いが募ってきて、こんな変な僕になっちゃうんですよね(笑)もっと変になります。
と、更にムードたっぷりにスマイル・アゲインを熱唱しました。ラストのギターにも胸がジーンとなりました。そしてお待ちかねの新曲僕をまだ愛せるならです。何度聞いても良い歌ですよね。更なる応援を宜しくお願いします。