4年連続 放送音楽賞 受賞!!
(ファンクラブ会報「五郎」第24号 昭和53年11月発行より抜粋)
受賞式を終えて、事務所に戻ったのは翌16日午前1時でした。
先に戻っていた五郎さんのお父さん、事務所のスタッフに拍手で迎えられました。
トロフィーを披露して、乾杯の後の挨拶・・・
「皆さんのご協力を得て、4年連続、放送音楽賞を受賞しました。心からスタッフの方の力強さを感じました。どうもありがとうございます。また中学のときに歌手になりたくて何もわからない東京に来て、西川社長と出逢い、そして皆さんと知り合い、今日のような感激の日を迎えることが出来ました。本当にありがとうございました。僕もデビューの頃から、西川社長や児玉さん達といろんな苦労を共にしましたが、本当の苦労というものを経験した事がないように思います。そしていつも全力を尽くしてきたつもりですが、死に物狂いで何かしたという事がなかったような気がします。来年は、死に物狂いで頑張ろうと思います。皆さん、よろしくお願いします」
武道館の広い会場に入ったとたん、真正面に「グッドラック」の垂幕。そして整然と並んだブルーのトレーナー。一瞬「まさか僕のファン? いや違う。でもまてよ・・・グッドラックの垂幕のすぐ上だし・・・」と思ったそうです。まぁ少々、失礼なと言えば失礼ですが、わかるようなと言えば わかるような。今まで他のファンの人達には当たり前のようになっている事も、GOROFELLOWは表だってした事がなかったし、もし垂幕が無かったら、五郎君は本当にわからなかったかも。
一番最初に五郎君が発表され、ブルーのトレーナーのかたまりが、全員揃って手拍子をはじめた時、とても嬉しくて心強かったそうです。そして改めて「僕の仲間たちだ!」と感じたそうです。
最後に研ナオコさんが歌い終わるまで、すべての歌手に惜しみなく送られたGOROFELLOWの拍手は、 スタッフや歌手の方々から「五郎ファンは素晴らしい」と言われたそうです。研ナオコさんは感激して「ファンの人達によろしく伝えてくださいね」と五郎君に伝言したそうです。
受賞とはまた違った意味で嬉しいですね。