(ファンクラブ会報「Fellow」第47号 昭和57年4月10日発行より抜粋)
ここ京王プラザコンソートでは、早くも招待客、報道陣でごった返している。今日2月23日は歌手野口五郎の 26歳の誕生日であって、まさに今、バースディ・パーティーが盛大に開かれているのです。
さて、当のご本人はどこに・・? 数秒、目を凝らして辺りを見渡してみると、、、。 いらっしゃいました。淡いブルーのスーツに身を包んだ五郎君が。そろそろ乾杯の音頭が始まる頃。評論家の関光氏の音頭で高々とグラスが上がり、まずは五郎君、26歳おめでとう!!
次に西川社長の挨拶。そして五郎君の今年の仕事に対する意気込み等の挨拶があり、いっせいに拍手!
今までグラスを傾けていた報道陣の方々も早速お仕事に。それぞれTVカメラを五郎君に向けてインタビュー。 スターって大変。でも最近、飲めるようになった水割りを片手に終始にこやかに答えているのは、さすが五郎君 年季が違う。
さてお待ちかね、バースディーケーキのローソク消し。壁一面の盛花をバッグに26本のケーキを一息。 このバースディケーキは例年でしたらファンクラブからのプレゼントなのですが、今年は五郎君の希望もあって 皮のブルーのゴルフバッグを贈りました。だんだんパーティーが盛り上がって、2回目の乾杯です。
やはり評論家の平井賢氏に、頼もしい音頭を取っていただき、再びグラスの登場。
ここで特別に「ダイヤル177」を披露。ちょうど五郎君の立ち位置の舞台が少しずつ上がってきて「ダイヤル177」 の歌声が会場を通り抜け、外まで聞こえたのでは・・・。
そうするうち、恒例の抽選会。後半は五郎君自らくじを引いてやごやかなムード。 抽選会も済み、そろそろパーティーも終わりに近づき、改めて26歳になって一味も二味も違う五郎君を感じました。
最近、中学生・高校生のファンもグッと増えて、26歳の五郎君のファンに対する態度も、包み込むようなお兄さん的、いや、お父さん(?)的なソフトな感じになり、そこで自分との歳の開きを感じたのでしょうか?
今年に入って、なにか五郎君、変わったと思いませんか? さて、貴方は今年の五郎君に何を感じるのかな・・・・