(ファンクラブ会報 GORO Club Vol.21 1988年7月号より抜粋)
皆さん気になりませんか? どうしていきなりデュエットをしてみようと思ったのか。それも相手を女性でなく男性を選んだのか。
デュエットしようとした理由
GORO「レ・ミゼ期間中なので、少しおもしろい企画のレコードを作ろうという事になったんです。その時、デュエットをやってみないか?って言われて。デュエットというと、最近お決まりコースのように男女というのが沢山あるんで、それじゃおもしろくない。それなら逆に、男同志でやった方がおもしろいんしゃないかなって、思ったんです。」
益田喜頓さんを選んだのは?
GORO「デュエットをしてみようってことになって、相手を考えているうちに、できればミュージカルの大先輩である益田喜頓さんにお願いしてみようということで、それを先方に話したら、GORO君とでしたらと、快よく引き受けてくれたんです。」
新曲について・・・
GORO「僕と益田さんが歌うにふさわしい曲を、荒木とよひさ氏の作詞、都倉俊一氏の作曲、桜庭伸幸氏の編曲によって、今までにない1枚のレコードが完成したんです。」
益田氏とは初対面とか・・・
GORO「そうです。でも、お互いにTV等でよく知っているので、あまり抵抗はなかったですネ。」
歌ってみた感想を・・・
GORO「例えば、言葉っていうのはある程度限界がある。同じ言葉で同性でも、その年齢によってその意味が変わってくる。そこで、今回この一つの詩なんだけど、自分と益田さんの歌がそれぞれの世代の味がでていて、そのギャップがおもしろいと思いました。そして、この詩に関してあまり上手く歌おうとか、あまり考えず、自分の心のままに素直に歌いました。」
ファンの皆さんに一言・・・
GORO「今まで僕の歌は難しいとかって言われてましたが、この歌は、カラオケとかで友達と一緒に歌ったりすると、おしゃれじゃないかなと思います。」
と、まあ、こんな具合であの名曲が生まれたんですネ。実際に、レコーディング時のお二人は、まるでおじいちゃまとたわむれるお孫さん的で、とっても親近感を感じちゃいました。
B面の「ふたつのカーネーション」もヨロシクね!!