12.06 Christmas DinnerShow

'91 クリスマスディナーショー

1991年(平成3年)12月23日 東京パレスホテルにて
  • 虹を追って
  • 想い出のメリークリスマス
  • 甘い生活
  • きらめき
  • 青いリンゴ
  • オレンジの雨
  • FROM TOKYO
  • 19:00の街
  • ホワイトクリスマス
  •       e.t.c

(ファンクラブ会報誌 GORO CLUB Vol.53より)

ハンドベルの音にのせてショパンのピアノ曲をポップス調にアレンジした五郎さんの歌「虹を追って」が流れます。そして話題曲12月4日に発売した「想い出のメリークリスマス」を元気一杯に、まさしく少年のように歌います。

五郎「みなさん、こんばんは、野口五郎です。今日はようこそおいで下さいました。ステージと客席が近いものですから、鼻の穴ばかり見られてるようで・・・(笑)。さて12月ともなりますと街のあちこちからクリスマスソングが流れてきます。街を歩いてると店頭は電飾などで飾られて、今まで汚ない店だなと思ってたのが、けっこう綺麗に見えたりして街全体を盛り上げていきます。そして僕たち歌手は、日本中あちこちディナーショーで回るんですね。僕は今回10カ所回るんです。今2曲目に聞いて頂きました曲が「想い出のメリークリスマス」といいまして、12月4日に発売になりました僕のシングルなんです。普通シングルといいますと半年くらい歌うんですけど、この曲に関しては25日までしか歌えないんです。正月に歌うってわけにはいかないんです。12月4日に発売して25日までしか歌えない、って事は、ちょうど今が旬ということなんです。よく歌手の方は皆さんレコード買って下さいと言いますが僕はそういうことは言いません。ただ発売になった!!(強調して)という事だけ頭に叩き込んでおいて下さい。僕にとってこの曲が56枚目のシングルなんです。ずいぶん出してきたなという感じなんですが、その中から5曲ほどアレンジを変えて皆さんに聞いて頂きたいと思います。どうぞ皆さんご存じの曲がありましたら大きな声で決して歌ったりしないで静かに聞いて下さい。(笑)

メドレー、まず最初は「甘い生活」オリジナル風そして「きらめき」ジャズ風、途中ステージを降りて歌います。シャンソン風の「青いリンゴ」では客席の人とワルツを踊ったりもしました。「オレンジの雨」マンボ風そこで・・・
五郎「ウーマンボ」の声とステップで・・・(トランペットの岸さんライトアップ)ひざまずいた五郎さんが岸さんに手を向けエールを送ります。最後は「氷をゆらす人」ボサノバ風で決めました。

五郎「最近のクリスマスは、宗教は関係ないですよね。うちの近所の神社も綺麗に飾りつけしていますしね」

五郎「先日、車に乗ってラジオを聞いていたらNHKなんですが「19:00の街」を7:00の街とわざわざ言い直しているんです。おまけにそのキャスター風邪を引いていて鼻がつまっていまして 「ろくじごろ」が唄う「7:00の街」!! 僕もおどろいて「誰が歌ってるんだろう?」と思っていたら流れてきた曲は「19:00の街」だったんですねぇ。皆さん「7:00の街」ではありません。「19:00の街」が正解ですので・・・」
「19:00の街」「私鉄沿線」と2曲お送りしました。

五郎「こうしてディナーショーで日本中歩いてますと本当に長い国だなと思いますね。沖縄はコートなんかいらないし、東京じゃ考えられません。秋田は雪が降ってました。では、ここで世界中で一番多く歌われているクリスマスソングをお送りします」

「ホワイトクリスマス」(歌の途中から)
五郎「皆さんはどんなクリスマスを過ごしますか? たとえば恋人とホテルで過ごすホワイトクリスマス。いいですね。又は一人淋しく家で過ごすブルークリスマス。みじめですねえ。又は気の合った仲間と過ごすむらさきクリスマス。又は連日飲みすぎでサクロンのお世話になってるグリーンクリスマス。いろいろありますねぇ。どんなクリスマスですか?」
お客さん「父と母とニューヨークヘ」
五郎  「豪華ですね。こちらの方は」
お客サン「主人とサンフランシスコヘ」
五郎「主人とね、いけば!!(笑) こちらの方はここに居る皆んなと「むらさき」ってやつですか、彼氏はいないの?こんなに綺簾なのに、あとで電話番号教えて、あ、お嬢ちゃん いくつ? 「三つ」。僕ねプレゼントあげる。今じゃないよ、来年おりこうにしてたら、四つにしてあげるね」(笑)

エンディング「ホワイトクリスマス」が流れます。続いて「スマイルアゲイン」
五郎「世の中、こう忙がしくなりますと、いろいろ分類したくなりますね。俗に言うデーターの時代です。データーで一番簡単なのがアンケートですね。では僕の独断と偏見でアンケートをとってみたいと思います。女性の方で結婚なさってる方・・・45%くらい、じゃあ独身の方は・・・30%くらいですね。じゃ結婚してる方で今でもうちの「やどろく」いや旦那を愛し続けて方・・・少ないですね、じゃその反対で、あんなのどうなってもいいという方・・・ 結構いるんですねぇ、じゃあもし今度結婚するとしたら、もう一度いまの旦那がいいと思う人・・・何人かいますネ、よほど素敵なんでしょうね、じゃ今度は次に生まれるとしたら男がよいという人は? あ~いらっしゃいますね、よほどつらい女の人生だったんですね」(笑)
バンドの人にもアンケートをとってた五郎さん、なんと自分の子供より年下の人と付き合ってる人が居るんですよ、そ・れ・はトロンボーンの三田さんでした。

五郎「今年もいろいろありました。一月には湾岸戦争。あぁ言う時の軍事評論家って普段はどこに隠れてるんでしょう。あとは火山の方でいいますと、島原の方も大変ですね。フィリピンの方も大変だと思います。地球の環境的な意味でいいますと、たとえば「オゾン」の問題など考えてると、どうなってしまうのかな? と思いますね、心配になってきて早めに好き勝手なことしておいた方がいいのかなと思います。いろんなニュースがあるんですが、とにかく今一番僕にとって大切なことは11月27日に出たCDを売る事なんです。「Dear…」というアルバムなんですが、ホームメイドのアルバムなんで、是非皆さんに聞いて頂きたいんです。これホント特別なんですが、今日お越しの皆さんに限ってです。もし買おうと思ってる方がおられましたらレコード屋さんに行って「私、実は昨日野口五郎のディナーショーを観たのですけど」とおっしゃって下きい。そしたら店員さんは、「あっ、そうですか」ときっと云うと思います(笑)。ではその中から、「From Tokyo」

五郎「あと10回ほどクリスマスを迎えますと21世紀になります。まだまだ先のことだと思ったのが目前に迫ってきました。お体に気をつけて。来るべき92年が皆さまにとって素晴らしい年になりますように。」
「We're All Alone」

五郎「どうも、ありがとうございました。またいつかお目にかかれると思います。では最後に心をこめて、おまけです」アンコール(マイク無しで)「A Song for You」そして「想い出のメリークリスマス」で締めくくりました。