10.16 ドラマ 青い鳥症候群

テレビ朝日ドラマ 青い鳥症候群

1999年(平成10年)10月~12月

役名/水島勉
藤沢哲也の経営する会社の運転手。
実は 天才詐欺師。
藤沢物産を詐欺に陥れ、運営資金を手に入れる。杏奈に優しいおじさんを演じているが裏に大きな理由がある。
それは、磯村亜紀の身に起きた16年前の出来事の謎と密接に関係していた。

撮影終了後の談話(ファンクラブ会報より)

11月30日19時30分五郎さんのすべての撮影も無事終わり、スタッフの大きいクラッカーの合図。 次々にクラッカーが鳴り響き、祐美ちゃん、羽田さん、別所さん、五郎さんへ花束が渡されました。 血のりでベトベトになっているのにニコしてみんなと抱きあったり、スタッフと写真撮影・食事など、 とてもなごやかな雰囲気でドラマを終了することができました。
『青い鳥症候群』皆さんいかがでしたか?最終日の五郎さんにいろいろ聞いてみました。

Q : 今回のドラマをこれで全部、取り終えたわけですが、 プラスになった点や印象に残った事があれば是非、お伺いしたいのですが。

G : う~ん、深い質問だよね(笑)でも勉って役は本当に個性的な役じゃないですか、だからそれをいかにドラマの中に生かすかって自分次第と思うから・・・
それでも自分なりに強い個性をはなちながらっていうその辺が複雑なんだけど・・・。
とりあえず撮影をしているときは、ドラマのスタッフの人々の反応しか見れなくて、視聴者の気持ち、どう思うかはわからない事だし・・・・。
でもスタッフを通して信用を得られたってことは「ケイゾク」を通して、個性的で難しい役でしたけど今年のドラマやってよかったなと思いましたね。

Q : 2本ともドラマの中で死を迎えるわけですが五郎さんにとって「死」とは?

G :死に対して怖さはありますよ。とくに今回は自分で命を捨てるっというストーリーですから、あまりにも自分にありえない感じだけど、考えると怖いよ。
でも自分が勉をコントロールしながら何%は結構本気なところもありますよ。(笑) だってすべてを演じるわけじゃないから、ふとどこかで勉と重なるところもあるよ。スタッフとかは、ずっと何回もの、リハーサルを通して見てきているからわかると思いますよ。お芝居みたい一回で終わるわけではないから・・・。
お芝居はお芝居で生という空間の楽しさも有るし、何回も繰り返し、細かい表情や動きのチェックをしながら1シーンに何カットもかけるって言うのはドラマの楽しさでも有るよね。今年はドラマで始まってドラマで終わったわけですが、今年で「あぶない・こわい役」はかなりキワメましたのでね、次回は違うイメージの役をやってみたいですね。

Q : ドラマを今までやってきて、今日で最終日と言う日は必ず来ると思いますが、今日はどんな気持ちですか?

G : やっぱり、自分の愛して育てて来た作品ですから、やっぱり淋しいですよ。 できのいいものもあれば、できの悪いものもあるけれど自分が時間をかけて育てたものだから愛情はあるよね。 だから今は淋しいですよ。でもそれは、今まで何十年もくり返してきたことですから、家に戻ったら気持ちを切り替えて次はデイナーショーへ力を注ぎたいと思っています。

Q : 昨年・今年はドラマが続き、その間にツアーをこなすという忙しい年でしたが1999年、五郎さんにとってどんな年でしたか?

G : いろいろあったけど、あっという間に年末を迎えたという感じ。年間にレギュラードラマ2本すると1年は本当に早いよね。
このドラマに関しては8、9話で刺されてから僕の目が充血しているのですが、小さい事ですが今回はそこにこだわった。
とてもハードでしたけどね。だってそれぞれカット撮りは違う日にしてるんだし・・・。でもね、目だけはつながっていたと思いますよ。わかってくれたかなぁ。(笑)
あとTOURとして全国を回れたのも大きかったと思う。やっぱり僕はあくまでも歌手にこだわりたいしね。全国まわって多くのファンの方に歓んで頂けたので、これほど嬉しい事はないと思います。

Q : 2000年とか気になりますか?

G : こだわりとか、とくに気になってはいないけど、今になって明日から12月を迎える時になって、あぁ、2000年になるのかっていう変な実感はありますよ。

Q : 世間で言われる2000年対策とかしていますか?

G : まったくしていません。よく電化製品のコンセントをすべて抜くといいとかありますけど、たぶんしないと思うね。それでダメなら仕方のないことだとあきらめます。

Q : 2000年に向けて、どんな年にしたいですか?

G : 正式に言ったら来年本当に世紀末っていう中に、僕自身30周年という時を迎える時間・時期とかそういうタイミングの意味を感じるよね。本当に考え深いものがある。まあどういう風になるかは、2000年明けてみないとわからないけど僕にとっては、考え深いものがある年になることは違いないでしょうね。