(ファンクラブ会報誌 GORO CLUB Vol.129より)
銀座のネオンが輝き始める頃、銀座山野楽器本店のイベントの入場を待つ人達が6F~1Fまで階段にズラリと並んでいました。開場時間となり7FJamspotに入場するとスクリーンには「Sweet Rain」のプロモーションビデオが流れていました。 開演時間になり、いよいよGOROさんの登場です。なんと今見ていたプロモと同じ衣装を着ての登場!CDジャケットからそのまま飛び出てきたかのよう…。早速「Sweet Rain」を熱唱です。
歌い終えて「歌詞を見ずに歌えてホッとした・・」と一言(笑)。そしてプロモ撮影の衣装は普通はレンタルなのに今回の衣装を自分で買い取ったことや、イベント会場の銀座山野楽器本店はデビュー前から欲しくても手の届かない楽器を毎週日曜日に見に来ていた想い出深い場所で、「青いリンゴ」がヒットして事務所の社長さんからギターを買ってもらったというエピソード等を話して下さいました。
そのあと、今回は残念ながらロンドンでレコーデング中のため会場にはいらっしゃらなかったプロデューサーの松尾潔さんからビデオレターがスクリーンに映し出されました。
GOROさんとは干支がひとまわり違う松尾さんですが、新御三家の中では「GORO派」だったこと、CHEMISTRY等他の人のプロデュースをするときの参考楽曲の中には「グッド・ラック」が入っていることや、『GORO BOX』を持っていることから、尊敬する筒美京平先生から依頼を受け喜んで引き受けたとのことでした。
そして最後には「また機会を作って一緒にやりましょう」というメッセージがありました。GOROさんからも、松尾さんとは年代は違うけれど同じ空気を吸っている感じがしたとのこと、そしてGOROさんはいつも歌い出しで「誰が歌っているの?」と思われたいので、今回はレコーディング前にわざわざ鼻風邪をひいてレコーディングに望んだのに松尾さんの書いた歌詞の出だしが「19:00の街を濡らす…」と見事に裏切られて、その裏切られ方が逆に心地良かったとのこと。
筒美京平先生については、あまりレコーディングには立ち合わない方なのにGOROさんの時には必ず立ち合ってくれることや、メディアはお出にならない方なのにレコード大賞の作曲賞の時はGOROさんが出るならということで一緒に出てぶっつけ本番で指揮までしてくださったとのことなど、いろいろ話して下さいました。
司会のキングレコードの方からは今回のCDについているオリジナルフォトプレゼントの応募券を送ってくれたファンの方から届いた新曲に関するメッセージの紹介がありました。(レコード会社の方もファンの方からのメッセージをしっかり読んで下さっているのですね。)
その後質問コーナーがあり、再び「Sweet Rain」を熱唱して下さいました。
最後に「頑張って歌っていきます!」とGOROさんから力強いコメントがあり、最後の最後に来年6月には2人目が誕生しますという嬉しいお知らせを会場にいるファンに最初に教えてくれました。