(ファンクラブ会報誌 GORO CLUB Vo.171より)
2月23日、朝、目を覚ますと外は雨・・あ~あ、雨か。
しかし、参加の皆さんが会場に集まる時間には雨もすっかり上がり、良かったあ~。今回は急なイベント開催にもかかわらず、たくさんの方の参加をいただき、嬉しい悲鳴でした。会場が、少しばかり狭かったので、皆さんにはちょっとご迷惑をお掛けしたかもしれませんね。そのせいか判りませんが、会場内は熱気ムンムンでしたよね。
大型スクリーンでもGOROさんを見ることができました。(せっかくあるんだから使わないとね)
注意事項やら、お迎えの仕方などを髭わんマネから、ご講義いただき、さあ、開始です。
会場内は♪青いリンゴを~の大合唱。GOROさん登場!と同時にハッピーバースデイの歌に変わり、「おめでとう!!」ケーキのロウソクを吹き消すGOROさんでした。(フッ!!)乾杯??の音頭はエイベックスの第一制作部長 吉原氏から「沢山のネタを用意してきましたが、お待たせしてしまって時間がなくなっちゃったので次の機会にしましょう。(えー)記念すべき5月2日はワクワクしておりまして、私は本日のファンの方に負けないというくらいファンで、今日は奇跡です。小学校のころから、GOROさんの出られた番組を見ていましたし、(会場クスクス)僕も生まれていきなりこんなではなくて、小学生の時があったんですよ(笑)新曲を大ヒットに繋げたいと思います。ここにお集まりの皆さんのお力添えが何より大事ですので宜しくお願いします。」と挨拶があり、 ~乾杯!~
そしてエイベックスさんからプレゼントが渡されました。「ボーカルなのでマイクを」という事で、GOROさん担当の藤迫さんから目録が渡されました。GOROさんもとても嬉しそうでした。
髭わんマネ:GOROさんに座っていただいて(えー! 見えない!と会場からブーイング)見えないんじゃないかと思って、大きなスクリーンを用意したんだけど・・・
次は花束を贈呈する代表者をGOROさんがBOXの中から1枚引くことになりました。これも違う、2回目も違う。髭わんマネと遊ぶGOROさん。やっと3回目に引いたカードが200番でした。髭わんマネが「手をあげてください」と叫びましたが見つからず。GOROさんが「あそこにいらっしゃいます」と、先にみつけちゃったのです。花束贈呈に続いてファンのかたからお祝いの言葉ですが、先にGSCにて選んでお願いしてありました。
「私、僭越ではございますが、ファンを代表しましてGOROさんにお祝いの言葉を述べさせていただきます。GOROさん、56歳の誕生日おめでとうございます。私たちファンは、この40年間GOROさんについて来て間違いはなかったと思っております。GOROさんの今日のこの記念すべき、一生に一度のお誕生日をみんなとともに迎えさせていただいたこと心より感謝と嬉しさでいっぱいでございます。私たちはGOROさんのずっと影となり、道を歩いてきました。GOROさんある所、野口五郎あるところ、私たちはこれからもずーっとずーっとGOROさんの後ろをついて行きたいと思います。GOROさんはどうぞ迷うことなく自分の夢に向かって一生懸命前を向いて歩いて行ってください。新曲発表も大変だと思いますが、私たちはスタッフのみなさんと共にさらに絆を深め今後もGOROさんをめいっぱいサポートし、応援して、ひとつひとつ大きな力にしていきたいと思います。GOROさんも健康に注意され、いつまでも私たちに愛の歌声をずーッと届けていただけますよう心より思っています。ほんとに今日はおめでとうございます。」
会場内は素晴らしいお祝いの言葉に感激し、ウルウル。涙をためていた方もいらっしゃいました。みんな同じ思いだったんでしょうね。きっと!GOROさんも思わず、その方を抱きしめていましたが、とても自然で会場全体がとっても温かい気持ちになりました。
そして髭わんマネから、「できることなら、1曲お披露目していただいても・・(と伺う)だめかもしれない。」(GOROさんニヤニヤ笑っていました)と言って、GOROさんにバトンタッチです。
みなさん、今日は突然のことなのに、来ていただいてありがとうございます。今のスピーチは全くそのとおりで、好き勝手にやらさせていただいております。この40年間、好き勝手なことばかりやって、うちの事務所もそうですが、ファンのみなさんにも心配かけたりだとか、何やってるんだろうだとか、色々心配かけたことも沢山あっただろうと、思うんですけど、まあ、こうして40年、41年ですか、こうしてみなさんとご一緒に時を過ごしているとつくづく思います。
ご存知のように、なぜか昨年のSTBライブのときに声がでなくなって、人間ってそんなに弱いものかと思いました。昨年、被災地のほうにも行きましたし、僕も色々経験をしてみて、そして色んなことをみて、実際、この数年間、色んなものが、僕の中で変わりましたね。音楽の業界というのは変化があって、今、何か僕にできることはないだろうか。と思います。音楽をつくることも勿論そうですし、それ以外に何か出来るものはないかと、いつもずーっと考えています。一生声が出なくなるまで、のたうちまわっていたいですね。もう駄目と思いながら、歌い続けて死んでいくのがきっと僕の人生かなと思ってます。皆さんと40年間一緒にやってきて、これから残された人生をどう生きるか、一滴まで絞りだして歌い続けていくのかなと凄く思います。ほんとに迷いながら、頑張って歌っていきたいです。でも照れ屋のところもあって、『GOROさん、ファンの人にもっと優しくしたら』って、よく言われるんです。ファンの方となかなか気楽に握手出きないの僕。出待ちのときもこうしてうつむいて(うつむく)40年間ずーっとそうですからね。(笑い)たまに「どうも」と言って、車に乗りこんでから、不自然だったな~って思っちゃう。そんなこんな僕ですけど、とにかく頑張っていきたい。今回、5月2日に出る新曲なんですけど、思いのたけを作家の皆さんにお話しながら、そして僕の中にあるメロディーコードがいつもあって(ステージ上のピアノをひく)こういうコードがあるんですね。(拍手)
それでね、いろんな音楽をプロデュースしたりとか・・あっ!僕はしませんよ!僕の知り合いにgucchinoという人がいるんですが、その人から聞いたんですけど(笑い)。僕と同じくらいコード進行が頭の中にあって、いつも考えるという人らしいんですけどー。たまたま僕もこのコードが頭の中にあって考えるんですね。それが、今度の新曲がピッタリ、それにはまってしまった。詩の内容もほんとに僕が言っていることを理解してくれて出来上って、悔いがないです。今日は歌う態勢ではないですね。声が・・(会場から歌って!と言う声が)歌います。(会場内はワーという歓声)5月2日に発売予定の新曲を聞いてください。まだ覚えていないのでスタンドを用意して!(ステージ上、髭わんマネが行ったり来たりで、コントをやっているようで盛り上がってました)頑張っていますので、皆さんも協力して頂きたい。CDの方がもっと上手く歌っているから、今日はしゃべり声で歌いますので。聴いてください。
♪僕をまだ愛せるなら♪~♪♪
ほんとに皆様に対しての思いもこの歌に集約されていますし、それから自分の大切なもの全てが集約されているような気がしてレコーディングの時もそうですけど、何回歌っても気持ちがあふれ、やばいなと思ったのが、「愛しさのために生きていても愛しさのせいで間違いもする」のところで何度も歌えなくて、困ったなと凄く感じた曲です。今、自分にとってもショックなことがあります。この新曲を頑張りましょうと決まったのが10月上旬だったんですね。10月の16日くらいかな?最初打ち合わせをエイベックスでしたんですが、2年前のアルバムの担当プロデューサーで竹内さんという方がいらっしゃいまして、どういう歌が歌いたいか、竹内さんに言ったんです。『僕は、ほんとのこと言いますよ。』って。人間生まれてきたらカウントダウンが始まっているんです。若いうちは気づかないこと、年齢を重ねてくるとカウントダウンが近づいてくる。だから青春の忘れ物はないか人生の忘れ物ってないか、それを探しながら、ぜったいに後悔しないように自分の人生を全うしたいです。忘れ物をしないようにしたいんです。2時間くらい竹内さんに、伝えました。その2時間後に、竹内さんはたおれて亡くなられてしまったんです。僕はきっと竹内さんが今回のこの曲をくれたのかなと、ほんとに思っています。竹内さんのためにも僕自身のためにも頑張って歌っていかなくてはいけない曲だなと。ほんとに気持ちを込めて頑張ります。皆さんも宜しくお願いします。(会場内は凄い拍手)
髭わんマネ:GOROさんありがとうございました。(歓喜極まってか髭わんマネの目に涙が)すいませんでした。そのあとの抽選会(6名)ではGOROさんも髭わんマネとふざけての抽選会となったり、GOROさん番号読み間違えちゃったりと。最終的に7名の方に、プレゼントを差し上げることになりました。続いてお待ちかねの握手会へステージにあがり、思い思いの言葉をGOROさんに掛けるファンの方たち。ステージを降りるときの皆さんの顔は凄く輝いていました。
GOROさんから最後に、どうもありがとうございました。健康に気をつけて頑張ってくださいという言葉をたくさん皆さんから、いただきました。皆さんに言います。僕、8キロ痩せちゃって。ほんとです。タバコを止めたんですよ(拍手)『今禁煙しています』じゃなくてほんとやめたんです。タバコをやめると太るというじゃないですか、でも痩せたんですよ。『痩せたね』『マネージャーがよくないんじゃないか』って言われるんですが、(笑いながら)まあ、性格に少し難がございますが。でもほんとに、野口五郎1956年生まれの56歳。ほんとに(拍手)今日は皆さんと過ごせてとっても幸せでした。ますます頑張りますんで、みなさん、よろしくお願いします。ありがとうございました。
<会場中、クラッカーの音がパンパン鳴り響く>GOROさんはビックリでした。
そして、GOROさんが帰ったあとは・・・食事。そして歓談です。髭わんマネは皆さんに大サービス。本日の会場がカラオケのお店だったので、歌を唄ってくださいました。参加の皆さんはラッキー。なかなか髭わんマネの生歌は聞けませんよー。「きゃー」なんて会場から黄色い声も飛び、髭わんマネもまんざらではなかったかな???このあと、エイベックスの方から新曲についての話があったりと、皆さん楽しい時間を過ごしました。