- HELP THE POOR
- STAND BY ME
- CLOSE TO YOU
- 新宿午前四時
- 序曲 愛
- 私鉄沿線
- 私鉄沿線それから
- 愛ふたたび
- むさし野詩人
- 美しい愛のかけら
- 裏切り小僧
- 夢がさめればブルース
- ダスティン・ホフマンになれなかったよ
- 少女よ
- 男と女の一人言
- ストレンジャー
- スマイルアゲイン
- 雨あがりの街
- <アンコール>
- EVERYBODY LOVES ME
- 哀しみのソレアード
(ファンクラブ会報誌 GORO CLUB Vol.29より)
ピチョ・ピチョーン。雨ならぬ雨もりの音。そこは小さなLIVE HOUSEなのか、はたまた野外ステージなのか。おりしも初日は雨。雨音に包まれたステージ上にバンドのメンバーが演技をしながらの登場。そして雨音がいつしか「陽が当たる街」のイントロに変わリGORO ON STAGE。ハイテンポによる曲で観客のハートをつかみます。続けて「HELP THE POOR」と、2曲歌い終わって、GORO君の挨拶。
「新旧いろいろとり混ぜてみました。どうぞごゆっくりとお楽しみに」で、「STAND BY ME」コーラス中央に各椅子に座って、「CLOSE TO YOU」「新宿午前四時」「CLOSE TO YOU」のメドレー。そしてコーラス紹介。2人に向けるGORO君の主な質問は…。「何歳? 彼氏いる?」などなど。今回いらっしゃっている男性客にGORO必殺ナンパ術をご披露・・・なんて。コーラス紹介後、貴方に贈る「序曲・愛」そして懐かしの「私鉄沿線」。
この歌は好きな人の帰りを改札口で待っているといった内容でしたが、その後どうなったのかちょっと知りたいな・・・って思いませんか?そこで、GOROさんが考えたのが「私鉄沿線それから・・・。」パロディー編みたいなものができ、あれから10年後もまだ待っていて、その後はとある街駅で温泉切符を売っているという結末を迎えた歌でした。
次にムードをかえて、「愛ふたたぴ」「むさしの詩人」「美しい愛のかけら」のメドレーで盛り上げます。GORO君が退場しスクリーンがおりてきます。題して「Little Summer」のはじまり。出演者はGORO君の弟、六郎君。生のGORO君とフィルムの中の六郎君との会話が絶妙なコンビでとりくまれています。歌った曲は生の六郎君「裏切り小僧」と「夢がさめればブルース」を歌っていたGORO君なのに何故かフィルムの中の六郎君に2番をとられてしまい・・・。
タイミングの鋭さにあっと驚かせてくれます。そして白のスーツに衣装を着替えてきたGORO君。ギターをかかえて「ダスティン・ホフマンになれなかったよ」 GORO君。今は映画をとる事にとっても興味を持っているそうで、ここ数日何作か、考えたようです。例えば、日本にある6基の原発を描いた問題作「ロッキー」、阪神タイガースを1年間追っかけたドキュメンタリー「再会」、きびしい冬の雪国で思わず老人がいつもはいてたジンベを反対に着てしまったという問題作「べンジー」など・・・・ね。わかったかな? 軽いジョークの後は「少女よ」「ストレンジャー」「スマイル・アゲイン」3曲続けて歌いました。そして「雨あがりの街」「Every body Loves me」
アンコールは「哀しみのソレアード」。それでもまだまだ物足りない皆さんの拍手の音でGORO君が今回歌った歌の中で、もう一度歌って欲しい歌を観客に選ばせてくれました。多い日で3曲にも登るアンコール曲に答えてくれてGORO君の喉はもう、枯れてしまったかのよう。それでも歌ってくれるGORO君。とっても優しくこたえてくれました。
お疲れ様でした。アンコール曲に人気のあった曲は「陽が当たる街」「ストレンジャー」でした。両曲ともとってもテンポがある曲で明るくなります。最後位は元気に・・・ってところなのかな。