歌手生活満20年の記念アルバムをここにお届けできることを嬉しく思います。 今回は、アルバムの全曲のタイトルを映画の題名からつけるという企画で進行し、 アルバムタイトルも「名画座」ということになりました。何しろセルフプロデュースで、 しかも自宅のスタジオの録音ということで、歌はもちろん、演奏からミキシングまで 手掛けながらの製作だったので、とても大変でした。
満20年の5月上旬に発売したかったので、「真夜中のパーティー」という舞台をやり終えて、 自宅に帰って朝までレコーディングという強行スケジュールが続き、ベース・ギターの弾きすぎで、 ツメがはがれてしまい、それでも曲が残っていたため、ゴルフ用の手袋を使って弾いたりと、必死の 思いでやり遂げました。体力的にはハードでしたけど、僕自身の音楽の虫が、自分自身をかりたてて、 完成できたと思います。そんな緊張が、舞台の方も成功させたと言えます。
人間やれば出来る、男、野口五郎 35歳、新たな第一歩を・・・・。今後もこのスタイルで、 第二弾、第三弾と発表していこうと思います。今回よりもさらにグレードアップしてゆくことを 目標にして進行しています。どうぞご期待下さい。
野口五郎