- ラストダンスは私と
- 闇
- パラダイス
- 新宿午前4時
- 誰かが私を愛してる
- メドレー
- ~青いリンゴ
- ~きらめき
- ~グッドラック
- 19:00の街
- A SONG FOR YOU
- See you again
(ファンクラブ会報「Follow」第51号 昭和58年3月10日発行より)
GOROハッピーバースディー 27歳
2月23日この日をどんなに待ったことでしょう。何を着て行こうかなと23日まで心待ちしていたバースディパーティー。ワクワク揺れる心を落ち着かせながら京王プラザへ・・・
なんと金屏風の前に正装した五郎さんが私達を迎えてくれました。感激というか驚きというか、信じられない。でも、しっかりと握手したということは、本当だったのですねぇ。
ホールは素敵なシャンデリアとお料理。記念品まで貰い心はすっかりパーティ気分。いつしか ステージには五郎さんがいてケーキのローソクに火がつき、ハッピーバースディの大合唱。その後27本のローソクを火を一息で吹き消した五郎さんの笑顔。とてもいい顔をしてました。
西川社長の挨拶と、乾杯の音頭で全員ワインで乾杯。本当にバースディなんだなと実感! 五郎さんからの挨拶。企画の松川調の話しは木曜座の一こまを見ているようでした。
リラックスムードの立食パーティ。その中に五郎さんも入ってきて私達とお話をしてくれたの です。あがっちゃって、もう何も話せなかったけれど、とても近くに感じました。
もうどのくらいの時間が過ぎたのでしょう。正面のスクリーンに五郎さんのスライドが映し出 されて、思わず笑い出してしまったり、感激していたり、ナレーションも五郎さんでした。 さすがに上手ですね。
幼少の頃、デビュー当時、そして現在は木曜座、数々のスライドの中には、あの多岐川裕美さ んとのラブシーンもありました。
次は抽選会。沢山の豪華な賞品が私達にという素敵なコーナー。ワクワクしながら呼ばれる番号に、耳を傾けていました。残念ながら、外れてしまいましたけれど・・・
さて次はミニコンサートが始まりました。
「青いリンゴ」では五郎さんもマイクを会場に向けて大合唱。新宿の夜センチュリーハイアットをバックに「19:00の街」。歌の出だしで舞台後方の壁が上昇し、新宿の夜景が現れたときは、本当に素晴らしかった。ラスト曲「A SONG FOR YOU」はマイクを離しての肉声です。何年振りかで聴くこの歌・・・・。 ひとりひとりに歌いかけるように、力強く、優しく歌う五郎さんの声が 会場に広がりました。周囲ではすすり泣きが聞こえ、私もあふれる涙をどうすることもできませんでした。私達に向かって五郎さん自ら「ありがとう」って言っているようでした。
場内が明るくなり「See you again」が流れても、足が動きません。私達はひたすら五郎さんを求めて、手を叩くのをやめません。場内の歓声と共に、バンドの方々が、そして五郎さんが再び、私達の前に現れてくれました。
アンコール曲を用意していなかったということで、もう一度「19:00の街」思いきり私も歌いました。
ひとりひとりの胸の中に、深い感動が泉のように涌いていたと思います。 3時間という長い時間もあっという間に過ぎ、帰り道、寒さも全く感じませんでした。 ホットなホットなバースディーパーティ。私達にとって最高の一夜でした。