(ファンクラブ会報誌　GOROCLUB Vol.114より）

GSC.　秋のコンサートの事でお伺いします。オープニングの曲について教えて下さい。誰かのカバーなんですか?
GORO　そうです。この曲はいろんな人が、いろんなところで歌っている曲です。30周年の記念のアニバーサリーということで選曲した曲ですから僕自身が歌うのは初めてです。

GSC.　今回の衣装は、今までとガラッと変わりましたがGOROさんの中で何かがあったのでしょうか?
GORO　(笑)あっあれはー。衣装屋さんのミスですネ!なんてね。でもまぁ、たまにはいいでしょう。あーいうのも・・・。でも生地は厚かったなー！(スタイリスト横目にゴメンのポーズをしながら。)

GSC.　21世紀にのこしたい曲は必ずGOROさんが決めていると言っていましたが、誰もいない海を選んだ理由を教えて下さい。
GORO　ずっと最後はストレートな曲をもってきたいっていうのはあって・・・。素直に考えたら、この曲が浮んできたんですよ。「黒い花びら」や「星の流れに」などは、僕なりのアレンジをしましたが、この曲はできるだけ原曲のままと思って歌いました。僕の中の思い出というより、秋の代名詞になる曲だと思います。どうでしたでしょうか?と聞いてみたいです。

GSC.　10月11日はFANの皆さんに結婚の報告をしましたが、改めてお話したい事があればお願いします。
GORO　はい。30年の芸歴があっても結婚なんて初めての事なので・・・。いろいろ考えて、僕なりに精一杯誠意をつくしてやらせてもらいました。満足したのは、やっぱりFAN CLUBの皆さんへ自筆のサイン・日付を入れて、お手紙を出せたこと、その次にコンサートで発表できたこと。そして最後にマスコミの皆さんへという順番が守れたこと、多少遠方の方へのお手紙の前後はあったようですが・・・。でもそれで行動できたので嬉しかったですね。言う人によっては、“まあ、それは生マジメすぎる。"なんて言う人がいるとは思いますが、それが僕ですから、スジを通したいと思いました。

GSC.　FANの方へ三井ゆりさんの事、紹介して下さい。

GORO　えーっ！でもちゃんと紹介したいと思ってたからなぁ。まぁ何度も言ってますが、本当に“いい奴"で親友です。本当にありがたいのは、いつも野口五郎っていうのを考えてくれている人。自分の事より野口五郎、佐藤靖より野口五郎。僕はそれしかない男だから、それが本当に一番嬉しいですネ。・・・で、僕は昔からFANの人たちと近い距離でいたいって思ってたケド、もともとのシャイな性格にジャマされて(笑)。僕は無口なんじゃなく、本当テレちゃうんですよ。でもネ、彼女があーいう人だから、これで何か皆さんとも距離が縮まる気がしてますし、ぜひそうしたいと思っています。親友をよろしく！30周年最後のコンサートで、プライベートも含めていろんな事がありましたけど、これからが勝負だと思ってますので、気合い入れてがんばります。

・・・「メレンゲの気持ち」の収録後、楽屋に残ってもらって、インタビューに答えてもらいました。そこにはGOROさんの全てをさらけ出せて、自信に満ちあふれた野口五郎がいました。新しく出来た親友と、昔から知っていて理解してくれている大切なお友達に囲まれていて、どんなに幸せなんだろーと、見ていて本当にそう思いました。でも親友と友達と続いて、そういえば私達スタッフは・・・??? と、なんとなく気になってしまったので今度GOROさんに会ったら勇気をもって聞いてみようと思います。今回のコンサートは、なんと言ってもGOROさんから皆さんへの色々なメッセージがあったような気がします。だから心から受けとってほしいと思います。