10.01 ファンクラブ新聞「Fellow」第4号発行

新聞「Fellow」発行

1973年 (昭和48年)10月1月

(ファンクラブ会報誌「Fellow」4号より)

ファンのつどい 73.8.31
おもかじいっぱ〜あい。やって来ました・・・ファンクラブの集いが〜!
8月31日に竹芝桟橋よりなんと世界一周の旅〜。ではなくて、今さわがれている有名なヘドロを見て日本の社会の実体をさぐるために東京湾を一周しました。なんて大げさなことではなくておふねに乗って五郎君と夏休みの思い出にデッカク遊ぼうという企画でポリドールが主催となり公演が平凡とF・Cで行われました。
よかったらあ〜あああ遊びに来ませんか?
野口五郎、僕は、あなたのおともだち〜。と声をかけたら集まった、集まった、なんと1,200名余り。この日、始めはくすぶっていた太陽もたくさんの美女(私ももちろんその1人です。)を見てほほえんでくれました。
予定どうりカトレア号で1時30分には出港、But、予想以外にかんばんが小さいので3部構成になりました。でも五郎君とまじかに接することができたのでよかったかもしれませんネ。五郎君も今日はジーパンの上下というラフなスタイルで来てくれました。やはり、こういう所から真の友情は生まれるのではないでしょうか!
船内には五郎君の歌(レコード)を絶やすことなく流しました。カンパンでは中西さん(五郎君のチーフ・マネージャー)の司会で五郎君が夜も寝ないで朝寝して考えたというとてもためになり、あらゆる教養が身につくというこっけいな質問、それと五郎君のものまね大会、なんとこれには、はずかしながらF・Cの会長まで出場して熱演しました。その他五郎君と合唱したりしてとてもたのしい45分間(一部が)でした。最後には五郎君からのすてきなプレゼントもたくさんあったんですョ。
集いを開いてたくさんの失敗もありました。そんな失敗を二度とくり返さないよう今度の集いはもっと良いものにしたいと思います。みなさんも又協力おねがいしますネ。

名鉄ホールでの五郎君
名古屋・名鉄ホールで8月18・19日の2日間、5回公演で野口五郎リサイタルが行われました。天気もいいし空気もいいし・・・ところが五郎君をはげましているようにカミナリちゃまが「ゴロー・ゴロー」と鳴って来たのです。一回目の時は会場にまで響いて来て一同びっくり。そのカミナリにも負けないような大きな声で歌っているのは五郎君。ジョニー・B・グッド、迷信などなどポピュラーをバシバシ歌いまくったという感じ。ワンステージが二部からなっていて、一部はマントでさっそうと現れてL・P(ロックの世界)の中から数曲と、オリジナルメドレー、そして五郎君ももう大人というで、じっくり歌い上げた「アイ」・「最後の恋」・「悲しき願い」。ファンの人たちも声を出すのを忘れてしまったようにじ〜っと聞きこんでいました。二部は霧の中で今にも泣き出しそうに歌う「霧の少女」(誰かをさがしているような真剣な顔)。楽しく歌った「好きなんです」。あ・・・そう忘れてはいけないものがあるんです。それは五郎君と堺すすむさんとの楽しい会話。今回は五郎君得意のタブーではなかったけど、ギターのひき語りで「赤タンボ」も歌。楽しい楽しいとちょっとしつこ過ぎたかな?でも楽しいのです。最後に五郎君がお母さんに送った「マイ・ウエイ」(私のお母さんなどはこの曲が好きでネェ!!)で幕がおり始めファンのこも夢中で手をのばしあぁ、これで、これで今日のショーも終わりと一瞬悲しそうな顔。ところが再び幕があきこれこそ本当のフィナーレ「雨に消えた恋」を力強く歌いショーは幕をとじました。最後に気がついたことを一言、他のショートちがって地元のショーだなと思うほどのファンの態度でした。静かな歌、聞かせたい歌の時は拍手で、楽しく乗る歌の時は手拍子で、ファンと五郎君が一つになったという感じを受けました。これからも全国各地のショーの時、ファン1人1人が気をつけながら五郎君を盛り上げていきたいですネ!あなたはどうですか?