- オープニング~マイ・ウェイ
- 愛さずにいられない
- ビークル
- ジョニービーグッド
- ハイヤー
- ホールドオン
- 雪が降る
- イエスタディ
- アンチェインド・メロディー
- アイ
- ヘイ・ジュード
- オレンジの雨
- 熱愛
- めぐり逢う青春
- 君が美しすぎて
- 好きなんです
- ホワット・アイ・セイ
- 愛は傷つくもの
- 嘆きの賛美歌
- こころの叫び
- マイ・ウェイ
(ファンクラブ会報「五郎」第8号 昭和49年3月1日発行より)
第一部
舞台中央を、最上段から「マイ・ウェイ」でオープニング。白のスーツで登場。 ヒット曲「愛さずにいられない」から、舞台狭しと歌い踊る。
「ビークル」「ジョニーBグッド」で衣装が変わり、「ハイヤー」「ホールドオン」もまた衣装が変わる。まさしく耳で聞き、目で見て五郎の最も得意とする、ロックのリズムで観客が興奮の渦と なる。テレビでは見られない五郎の動きが見もの。
第二部
五郎の新しい一面。じっくりと聞かせる。もちろん観客もしーんと静まりかえった中で、声援のない中で歌ってみたいと言っていた五郎の希望が、この2部ではかなえられた。五郎の声が国際劇場 全体に流れ、すべてが五郎に集中される。「怖いと感じたけれども、ものすごい満足感があります」昨日までとは違う、ちょっぴり大人の雰囲気で歌います。
第三部
楽しい舞台です。そして五郎の舞台でした。五郎のオリジナルが続きます。 五郎の作詞作曲(?)の「お父さんの歌」に私も泣いてしまいました(笑) 「ホワット・アイ・セイ」全員で大合唱、ドラム合戦、五郎もどうして中々なるものです。ギターが得意なのは知っていたが このショーではピアノやドラムにも挑戦。今度は本当にトランペットもやるのだそうです。
圧巻は、なんといっても「嘆きの賛美歌」とメインタイトルでもある「こころの叫び」最後の力をすべて出します。最高です。後から後から涙が出てきて。隣の人も、後ろの人も。五郎のファンであるという喜びです。気がついたら五郎は、もう「マイ・ウェイ」を歌っていました。頬に光る涙が見えました。今初めて納得の行く「マイ・ウェイ」を五郎は歌ったことでしょう。