04.01 ファンクラブ新聞「Fellow」第12号発行

新聞「Fellow」第12号発行

1975年 (昭和50年)04月01日

GORO 終りと始まり

 文化放送「野口五郎ショー」フジテレビ「オールスター90分」が終了しました。そして映画、何よりも、国際のリサイタルという、すばらしいステージも幕を閉じました。今、新曲をはじめとして、新しい仕事に取り組み始めている五郎君です。
☆”映画”ただそれしかなかった
 そんな時がぼくにとって・・・

何をするのにも一つづつ白紙に書き込んでいく。ひとりでじっと考える。そんな時間を与えられるということは、とってもつらいけれど、僕をクリエイティブな世界へと誘ってくれる。撮影所に一歩入ればもう野口五郎じゃない。斎藤監督の世界を作り上げる、ひとりの少年、村田賢。そして初めての経験に挑戦する19歳の僕自身。それは僕という人間をみつめ、再開拓できる新世界だったのでは・・・、
 映画出演と歌手野口五郎を繋いで考えられるのは、撮影をすべて終えた今からじゃないかなあ。
D・J、司会、今まで知らなかったたくさんのすばらしい人たちを尻、今まで気づかなかった僕を見つけた。
二十一日、国際のリサイタル。ここから新しい僕がスタートするような。この先何が待っているのかなあ。そんなのわからない。でも、マイウエイを手さぐりでもいい、確実に進んでいきたい。そんな僕をいつまでも見守って下さい。お願いします。