05.15 ファンクラブ会報「五郎」第12号発行

会報「五郎」第12号発行

1975年 (昭和50年)5月15日

<会報「五郎」12号より抜粋>


僕は、歌のことはもちろん、他の何でも知っておきたいんだ。でもまわりの人には、歌以外の事は知らなくてもいいっていわれるけど、僕は仕事を惰性でやりたくない。だから、細かいことでも知っておきたい。次の日の飛行機の時間から座席の番号までね。細かすぎるとは思うけどタレントっていのは何も考えなくて言いと思われる。僕は、そういうのはとてもいやなんだ。だから、プロの歌手として、仕事にしろなんにしろ、曖昧なことはしたくない。一つ一つのことを身長にやっているつもりだし、これからも一生懸命がんばりたい。
≪中略≫
僕はね、よく人に聞かれるけど五郎君は、15歳の時から芸能界に入って青春がないんじゃないかってね。でも、僕にも他の人とは違った青春がある。自分の好きな歌を力の限りに歌っている今が、青春なんだと思う。自分の青春に自信を持っているんだ。僕を応援してくれているファンのみなさんも、僕を応援しているその気持ちと、燃える心がある今がみなさんの青春だと思う。よく、お母さんや友達に、いつまで"五郎”"五郎”いってるの、いい加減にしなさい。とか言われると思うけど、そんな時には、胸を張って"今、私は素晴らしい青春を送っているんだ”って言ってほしいですね。僕も力いっぱい青春を送っているんだから。ナンテいうのはどう?